いも

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工法

簡単リフォーム!手軽ないも継ぎの魅力

住まいの模様替えを考えているものの、大規模な工事はためらってしまう、そんな方も少なくないでしょう。費用も時間もかかりますし、工事中の騒音やほこりも気になりますよね。もっと手軽に、自分のペースで、気軽に家の雰囲気を変えたい。そんな願いを叶える方法として、今回は「いも」という工法をご紹介いたします。 「いも」と言われても、一体どんな工法なのか想像しづらいかもしれません。しかし、これは釘やネジを使わずに木材同士を接合する、古くから伝わる日本の伝統的な技法なのです。一見複雑そうに見えますが、基本的な仕組みはシンプルで、初心者でも比較的簡単に習得できます。特別な道具も必要なく、ホームセンターなどで手軽に材料を揃えることができるので、DIYにも最適です。 「いも」の最大の魅力は、その接合力の強さです。木材に切り込みを入れて組み合わせることで、がっちりと固定されます。釘やネジを使わないので、仕上がりが美しく、木材本来の風合いを活かすことができます。また、釘穴から木材が腐食する心配もないため、長く安心して使うことができます。さらに、解体も容易なので、将来的に模様替えをしたい場合にも便利です。 この「いも」工法は、棚や椅子などの小さな家具から、壁や床などの大掛かりな部分まで、幅広く応用できます。例えば、古くなった棚の修理や、新しい収納棚の製作、壁にちょっとした飾り棚を取り付けるなど、アイデア次第で様々な使い方が可能です。最初は小さなものから挑戦してみて、慣れてきたら徐々に大きなものに挑戦してみるのも良いでしょう。DIY初心者の方でも、手軽に始められるリフォーム方法として、「いも」工法は大変おすすめです。 今回は「いも」工法の概要をご紹介しました。今後の記事では、具体的な作り方や、応用例などを詳しく解説していきますので、お楽しみに。