コニファー

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エクステリア

庭木の人気者、コニファーの魅力

針葉樹の仲間であるコニファーは、松葉のような細長い葉を持つ樹木の総称です。この仲間には、日本の山々でおなじみの檜や松、杉といった在来種も含まれますが、近頃では、園芸用に品種改良された海外生まれのものがよく見られます。特に、輸入住宅が増えたり、庭いじりが流行したりする中で、西洋風の庭づくりに欠かせないものとして人気を集めています。 コニファーの魅力は、種類が豊富なことです。木の形や葉の色、大きさも様々なので、庭のシンボルツリーとして植えたり、生垣や地面を覆う下草として使ったりと、色々な場所に植えることができます。また、種類によっては、独特の良い香りを放つものもあり、視覚だけでなく嗅覚も楽しませてくれる庭づくりに役立ちます。 さらに、コニファーは一年中緑の葉を茂らせる常緑樹です。そのため、季節の変化が少ない日本の庭に一年を通して緑の彩りを添えてくれます。春夏秋冬の変化があまりない日本の庭では、コニファーの緑が庭に変化を与え、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。また、比較的育てやすいことも人気の理由の一つです。種類によっては、乾燥に強いものや日陰でも育つものなどがあり、初心者でも気軽に庭に取り入れることができます。 このように、コニファーは、その多様な姿や香り、育てやすさから、現代の庭づくりに欠かせない存在となっています。自分の好みに合ったコニファーを見つけて、個性豊かな庭づくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。