コンポスト

記事数:(1)

エクステリア

コンポストで生ゴミを堆肥に!

家庭から出る生ゴミを堆肥に変える容器、それがコンポストです。コンポストを利用することで、普段捨てている野菜くずや茶殻などの生ゴミを有効活用できます。生ゴミを堆肥にすることで、ゴミの量が減り、ゴミ収集にかかる費用や焼却処理による環境への負担を軽減することに繋がります。さらに、出来上がった堆肥は、庭の土壌改良剤として再利用できます。土に栄養を与え、植物を育てる助けとなるため、まさに一石二鳥です。 コンポストには、大きく分けて二つの種類があります。一つは地上に置くタイプです。ベランダや庭先に手軽に設置でき、移動も簡単なので、設置場所の自由度が高いことが特徴です。容器の大きさも様々で、一人暮らしの方から大家族まで、それぞれの世帯に合ったサイズを選べます。もう一つは土に埋めるタイプです。土の中に設置するため、設置にはある程度のスペースと手間が必要ですが、外気温の影響を受けにくく、一年を通して安定した堆肥作りが期待できます。また、虫が発生しにくいというメリットもあります。 どちらのタイプにもメリット・デメリットがあります。置くタイプは手軽に始められますが、夏場は虫が発生しやすく、冬場は堆肥化のスピードが遅くなることがあります。一方、埋めるタイプは設置に手間がかかりますが、温度変化に強く、虫の発生も抑えられます。設置場所の広さや、堆肥化したい生ゴミの量、そしてご自身のライフスタイルに合わせて最適なタイプを選びましょう。 最近では、環境問題への意識の高まりから、自治体によってはコンポスト購入費用の補助金制度を設けているところもあります。コンポストの購入を検討している方は、お住まいの自治体に問い合わせて、制度の有無や申請方法などを確認してみましょう。堆肥作りを通して、ご家庭から環境保護に貢献してみませんか。