ベースキャビネット

記事数:(2)

キッチン

システムキッチンで快適な台所を実現

システムキッチンとは、流し台、調理台、コンロ台などを規格に合わせて組み合わせた台所の設備です。一つ一つバラバラに購入するのではなく、決まった大きさの棚や設備を組み合わせて、自分の家の台所に合うように設置します。まるで積み木を組み合わせるように、色々な形や大きさのキッチンを作ることができます。 システムキッチンは、主に工場でそれぞれの部品を作っています。使う人の希望や台所の広さ、雰囲気に合わせて部品を選び、実際に設置する場所で組み立てます。大工さんがその場で作るのではなく、あらかじめ工場で正確に作られた部品を使うので、品質が安定していて、組み立ても早く済みます。 システムキッチンの土台は、たくさんの収納棚です。この棚を台所の壁に沿って並べて土台を作り、その上に一体型の調理台や流し台を設置します。収納棚には、鍋やフライパン、食器など、たくさんの調理器具や食器をしまうことができます。最近では、電動で上下に動く吊り戸棚も人気です。高い場所にしまう物を簡単に出し入れできるので、とても便利です。また、軽い力で開け閉めできる引き出しなども増えており、使う人の負担を減らすための様々な工夫がされています。 システムキッチンの形にも色々な種類があります。壁に沿って一直線に設置する「I型」、壁の角を利用してL字型に設置する「L型」、壁から離れた場所に独立して設置する「アイランド型」、リビングやダイニングと壁で仕切らずに設置する「オープン型」などがあります。それぞれの家庭の生活スタイルや台所の広さに合わせて、ぴったりの形を選ぶことができます。
洗面所

洗面台下の収納術:ベースキャビネット徹底解説

洗面台の下は、何かと物があふれがちで、整理整頓に苦労する場所です。排水管があったり、奥行きが深かったりするため、うまく収納スペースを活用するのが難しいですよね。モノを詰め込みすぎて、どこに何があるのか分からなくなったり、掃除がしにくくてホコリがたまってしまったり。せっかくの収納スペースなのに、うまく使えないのはもったいないことです。限られた空間を最大限に活用するためには、ちょっとした工夫が必要です。 まず、排水管を避けて収納できるように工夫することが大切です。排水管の周りのデッドスペースをうまく活用するために、専用の収納ラックやケースを使うのがおすすめです。100円均一のお店などでも手軽に手に入れることができます。また、奥行きが深い収納スペースでは、奥の物が取り出しにくくなってしまいます。奥の物までスムーズに取り出せるように、引き出し式の収納ケースや、回転式のトレーなどを活用すると便利です。 さらに、収納する物を見直すことも重要です。洗面台の下に収納する物は、本当に必要な物だけにとどめましょう。使用頻度の低い物は、別の場所に保管するなどして、洗面台の下には毎日使う物だけを収納するように心がけましょう。また、洗剤の詰め替え用など、ストックをたくさん持っておきたい物は、積み重ねて収納できるケースを使うと便利です。 掃除のしやすさも重要なポイントです。ホコリがたまりやすい場所なので、こまめな掃除が欠かせません。掃除のしやすいように、床に物を直接置かないようにしましょう。収納ケースやラックを使うことで、床の掃除もしやすくなります。また、棚板を設けることで、収納スペースを立体的に活用でき、掃除もしやすくなります。少しの手間をかけるだけで、洗面台の下の収納スペースを、使いやすく快適な空間に変えることができます。