単体浴槽

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水回り

据置型浴槽の魅力

据置型浴槽とは、床に直接置くタイプの浴槽のことを指します。壁に埋め込んだり、あらかじめ浴槽の形が決まっているシステムバスとは違い、浴槽自体が独立した形をしています。このため、据置型浴槽は、まるで家具を選ぶように、浴室の雰囲気づくりに大きな役割を果たします。システムバスが主流となった近年でも、据置型浴槽ならではの良さから、こだわりを持つ方々に選ばれています。 据置型浴槽の大きな魅力は、自由度の高さにあります。システムバスでは浴槽の大きさや形、色、材質があらかじめ決められていますが、据置型浴槽の場合は、好みに合わせて自由に選ぶことができます。例えば、落ち着いた雰囲気の和風の浴室にしたい場合は、深い木桶のような形の浴槽を選ぶことができます。また、明るく開放的な洋風の浴室にしたい場合は、猫足付きの優雅なデザインの浴槽を選ぶことも可能です。和と洋を組み合わせた和洋折衷の浴室にも、しっくりと馴染むデザインが見つかるでしょう。 材質も、ホーロー、アクリル、人工大理石など様々な種類から選ぶことができます。それぞれに特徴があるので、予算や好みに合わせて最適なものを選ぶと良いでしょう。大きさも様々なので、浴室の広さや家族構成に合わせて最適なサイズを選ぶことができます。小さなお子様がいるご家庭では、親子で一緒に入浴できるゆったりとしたサイズの浴槽を選ぶのも良いでしょう。また、一人暮らしの方には、省スペースでコンパクトな浴槽がおすすめです。 さらに、据置型浴槽は、工事後にも設置できるというメリットがあります。システムバスのように、浴室全体を工事する必要がないため、リフォーム費用を抑えることができます。また、家族構成や生活スタイルの変化に合わせて浴槽を交換しやすい点も魅力です。例えば、お子様が独立して浴室が広く使えるようになった場合は、より大きな浴槽に交換することができます。将来を見据えて、ライフステージの変化に合わせたリフォームがしやすい点も、据置型浴槽のメリットと言えるでしょう。