品質保証壁紙

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壁紙選びの安心基準RALマーク

住まいを彩る壁紙は、空間の雰囲気を決める大切な要素です。色や柄にこだわるのはもちろんですが、忘れてはならないのが安全性です。特に、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、安全な壁紙選びがより重要になります。壁紙に潜む危険としては、有害物質の放散が挙げられます。安価な壁紙の中には、人体に悪影響を及ぼす化学物質が含まれている可能性も否定できません。シックハウス症候群やアレルギーの原因となる物質が含まれていないか、しっかりと確認する必要があります。そこで、安全な壁紙選びの目安となるのがRALマークです。RALマークは、ドイツで生まれた壁紙の品質保証マークです。このマークは、健康や環境への配慮を重視した厳しい検査基準をクリアした製品だけに与えられます。具体的には、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)などの有害物質の放散量、重金属の含有量などが厳しくチェックされます。また、製造過程における環境負荷についても審査対象となっています。RALマークを取得した壁紙は、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使用できます。有害物質による健康被害のリスクを低減し、健やかな住環境を保つのに役立ちます。また、環境への負荷が少ないため、地球環境保全にも貢献できます。壁紙を選ぶ際には、デザインや価格だけでなく、RALマークのような品質保証マークも参考に、安全性を確認しましょう。家族みんなが安心して暮らせる、快適な住まいづくりを目指しましょう。RALマーク以外にも、日本の壁紙工業会が定める壁紙安全規格など、様々な安全基準が存在します。これらの基準も参考に、より安全な壁紙を選びましょう。信頼できる販売店や専門家にも相談しながら、ご自身のニーズに合った壁紙を見つけることをお勧めします。