塩害対策

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エクステリア

コンクリートブロック塀:住宅を守る堅牢な壁

住まいの外周を囲む塀として、コンクリートブロック塀は広く使われています。コンクリートを型に入れて固めたブロックを積み上げて作られるため、頑丈で長持ちするのが特徴です。ブロックの種類は様々で、軽いものから重いものまで幅広くあります。 一般家庭でよく使われるのは、120×190×390㎜のC種と呼ばれるブロックです。これは、強度と施工のしやすさの釣り合いが取れているためです。プロの職人さんにとっても扱いやすい大きさで、施工の手間を減らすことができます。また、DIYで塀を作る場合にも、C種ブロックは比較的扱いやすいサイズと言えるでしょう。 コンクリートブロック塀の大きな利点の一つは、塩害に強いことです。海に近い地域では、潮風によって建物や構造物が傷むことがありますが、コンクリートブロック塀は塩分に強く、劣化しにくい性質を持っています。そのため、海岸沿いの住宅でも安心して使うことができます。 さらに、海岸沿いの地域では、津波対策としても有効です。コンクリートブロック塀は、ある程度の高さまで積み上げることができ、津波の威力を弱める効果が期待できます。もちろん、津波の規模によっては限界がありますが、家を守るための重要な役割を果たす可能性があります。 コンクリートブロック塀は、様々な色や模様のブロックが販売されています。住まいの外観に合わせて、好みのデザインを選ぶことができます。シンプルなデザインのものから、模様が入ったものまで、多様な選択肢があります。機能性だけでなく、美観にも配慮した塀作りが可能です。 このように、コンクリートブロック塀は、強度、耐久性、塩害への強さ、施工のしやすさなど、多くの利点を持つ、優れた建材です。様々な種類やデザインがあるので、住まいの環境や好みに合わせて選ぶことができます。
素材

鋼製建具:住まいの安全と快適を守る

鋼製建具とは、その名の通り鋼でできた建具のことを指します。建具とは、家の開口部、つまり出入り口や窓などに設置される扉や窓、門扉といったものを言います。ですから、鋼製建具は鉄やアルミといった金属素材を用いて作られた扉や窓、門扉のことです。 金属製の建具は、木製の建具と比較すると、頑丈で長持ちするという利点があります。この頑丈さゆえに、火災時の延焼を防いだり、煙の侵入を防いだり、強い風圧に耐えたり、室内の気密性を高めたり、外部からの騒音を遮断したりするといった様々な効果が期待できます。そのため、住宅はもちろんのこと、オフィスビルや集合住宅など、様々な種類の建物で幅広く活用されています。 特に防火性能の高さは大きなメリットです。火災が発生した場合、鋼製建具は木製建具よりも燃えにくく、火の広がりを遅らせる効果があります。これにより、避難時間を確保し、人命や財産を守ることに繋がります。また、気密性が高いことも鋼製建具の特徴です。隙間風が入り込みにくいため、室内の温度を一定に保ちやすく、冷暖房効率の向上に貢献します。結果として、省エネルギーにも繋がります。さらに、金属は腐食しにくいという特性も持ち合わせています。塩害に強いため、海岸沿いの建物に設置しても錆びにくく、建物の寿命を延ばすことにも役立ちます。このように、鋼製建具は様々なメリットを持つ建材として、現代の建築物には欠かせない存在となっています。デザイン性も高く、建物の外観を美しく飾る役割も担っています。