外装タイル

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エクステリア

外装タイル:家の印象を変えるリフォーム

家の外壁を飾るタイルは、見た目を美しくするだけでなく、壁や床を守る大切な役割も担っています。リフォームでタイルを選ぶ際には、種類が豊富なので、材質、形、色、機能など、様々な点からじっくり考える必要があります。まず、タイルは焼き上げる温度によって大きく三つの種類に分けられます。一つ目は陶器質タイルです。このタイルは水分を吸いやすく、比較的柔らかいのが特徴です。そのため、屋外の壁など、雨風にさらされる場所にはあまり向きません。室内で使うか、屋根のある場所で使うのが良いでしょう。二つ目は石器質タイルです。こちらは陶器質タイルよりも硬く、水分を吸いにくい性質を持っています。程よい硬さと吸水性の低さから、屋外の壁や床など、様々な場所で使うことができます。三つ目は磁器質タイルです。これは最も硬く、ほとんど水分を吸いません。高級タイルとして知られており、耐久性も抜群です。水を使うことの多いお風呂場や洗面所、玄関などにも最適です。このように、タイルにはそれぞれ異なる特徴があるので、設置場所や用途に合わせて適切な種類を選ぶことが大切です。例えば、水回りに使うなら、吸水性の低い石器質タイルや磁器質タイルが良いでしょう。また、デザイン性を重視したい場合は、色や模様が豊富なタイルから選ぶことができます。和風、洋風、モダンなど、家の雰囲気に合わせたタイルを選ぶことで、より一層魅力的な外観を作り出すことができます。タイルを選ぶ際には、リフォーム業者とよく相談し、自分の好みや家の雰囲気にぴったりのタイルを見つけましょう。色や模様だけでなく、質感も重要な要素です。ツルツルとしたもの、ザラザラとしたものなど、様々な質感があるので、実際に手に取って確認することをお勧めします。適切なタイル選びは、家の外観の美しさと耐久性を左右する重要な要素です。じっくり時間をかけて、納得のいくタイルを選びましょう。