主寝室リフォームのポイント
夫婦が主に使う寝室は、心地よく眠れる場所にすることが大切です。広さについては決まった大きさはありませんが、一般的には6畳から8畳ほどが選ばれています。この広さがあれば、夫婦で使うベッドの他に、洋服をしまう箪笥やテレビを置く台、化粧をするための台などを置いても、まだ余裕のある空間を作ることができます。
しかし、寝室に衣類などをしまう場所を設ける場合は、歩き回れる収納庫などを設置する場所も考える必要があります。場合によっては、10畳以上の広さを考える必要もあるでしょう。寝室の広さは、そこに住む人の暮らし方や好みに合わせて自由に決めることができます。
心地よい空間を作るためには、必要な家具や家電、そして収納場所を考え、ちょうど良い広さを検討することが大切です。限られた広さでも、家具の配置や照明を工夫することで、広く感じられる心地よい空間を作ることができます。たとえば、ベッドの頭の部分を壁につけることで、部屋の中央に空間を生み出し、広く見せることができます。また、背の高い家具を置くと圧迫感が出てしまうため、なるべく低い家具を選ぶと良いでしょう。
照明は、部屋全体を明るくする天井の照明だけでなく、間接照明をうまく使うことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。寝室の壁や床の色も重要です。明るい色を使うと広く感じられますし、落ち着いた色を使うとリラックスできる空間になります。このように、様々な工夫を凝らすことで、寝室をより快適な空間に仕上げることができるのです。