
後付けバルコニーで快適空間
後付けバルコニーとは、読んで字のごとく、もともとバルコニーがない家に後から増設するバルコニーのことです。新築の際にバルコニーを設置しなかった、あるいは今あるバルコニーを広げたいといった場合に選ばれることが多いです。
後付けバルコニーの大きな特徴は、家とは別の独立した構造で設置されるという点です。そのため、家本体への負担が少ないという利点があります。また、設置場所や形、大きさなども比較的自由に決められるため、家の外観に合わせて自由にデザインすることも可能です。
設置場所として多いのは二階以上の窓です。地面に接していない場合は、地面まで支柱を伸ばして固定します。材質は主に軽い鉄骨造で、アルミ製の物もあります。鉄骨造は強度が高く、大きなバルコニーにも対応できるため、洗濯物を干したり、庭いじりを楽しんだり、様々な使い方ができます。アルミ製は軽くて錆びにくく、お手入れが簡単という長所があります。
後付けバルコニーを設置することで、家の空間が広がり、暮らしの質を高めることができます。例えば、洗濯物を干すスペースが増えるだけでなく、外の景色を眺めながらお茶を飲んだり、植物を育てて癒やしの空間を作ったりすることもできます。また、バルコニーがあることで家の外観も華やかになり、資産価値の向上にもつながるでしょう。
後付けバルコニーの種類も様々で、用途や好みに合わせて選ぶことができます。例えば、屋根付きのバルコニーなら雨の日でも洗濯物を干したり、急な雨でも安心して過ごせます。また、手すりのデザインや床材の種類も豊富なので、家の雰囲気に合わせたコーディネートが可能です。後付けバルコニーは、暮らしをより豊かに、快適にするための選択肢として注目されています。